近すぎるがゆえに気付かない…!?
簡単に結論めいたことを言うならば、これに尽きるのではないかなと思います。
親御さんは、生まれた時から我が子を、長く近くで見てきているようで「見えていない」ということが往々にしてあります。
幼い子供で例えてみると、毎日一緒にいると、身長が日々伸びていることも気付かなかったりしますよね。
ふとした時に「あれ!?大きくなってるよね?」と気付くものであって、その変化中はスルーされがちでもあります。
同じように「ひきこもり」になりやすい特徴というのも、実の子供のことになると意外にも見えていなかったりするものです。
そんな「ひきこもり」になりやすい子供が持つ「特徴」というのは、間違いなくあります。
今回はそのような「特徴」とは、どのようなものなのかを元当事者、クライアント様の支援者視点で解説していきます。
ひきこもりは「病気」ではない
一度「ひきこもり」になると「長期間治らない」というような病気のごとくイメージされることもあります。
ですが「ひきこもり」は、病気などでは決してありません。
病気ではなく、心の「状態」でしかありません
状態ですので、単なる「コンディション」にすぎないのです。
ん!?コンディション悪いってこと=病気じゃないのカヨ!?
ここで、コンディションの良し悪しを「土のグラウンド」で考えてみましょう。
雨が降った後の土のグラウンドは、所々水はけが悪くて水たまりが出来ていたり、ぬかるんでいたりしますよね。
確かに、雨が降った直後というのは、満足に運動することは出来ないかもしれません。
言ってしまえば、このぬかるんだ状態が「ひきこもり」状態だと考えてください。
ですが、グラウンドがずーーっとぬかるんでいるのか言われれば、そんなことは決してありませんよね。
日が経つにつれて、水たまりやぬかるみは解消されていくことでしょうし、スポンジで吸水することもできますよね。
または、甲子園球場の阪神園芸ばりの技術によって速やかにグラウンド状態を復帰することだってできますよね。
このことが「コンディション」であって、単なる一時的な状態でしかないのです。
同様に「ひきこもり」も単なる一時的な「状態」であって、「病気」ではないということがお分かりになったかと思います。
ただし、時間経過でグラウンド状況は改善していきますが、「ひきこもり」は単なる時間経過だけでは改善しないことが多いです。
かの阪神園芸が、卓越した技術を駆使することでグラウンド状況を復旧させるように、ひきこもり支援にも適切なアプローチをすることで脱却を早める可能性も十分に持っています。
ここでは、僕の経験やクライアント様との関わりの中で見えてきた、ひきこもりになりやすい子の特徴を挙げていこうと思います。
①:自己主張が苦手
ひきこもりの子は非行の子とは違って、「問題」を起こさないことが多いのが特徴の一つです。
ですがメディアによって、「ひきこもり当事者が事件を起こした」という情報を流すことで、あたかも「ひきこもり=犯罪者予備軍」のようなレッテルを無意識化に植え付けている現状もあります。
しかし、ひきこもり当事者が事件を起こす絶対数は、実は少ないことが統計上明らかになっています。
このような大きな事件と行かずとも、些細な問題としての「非行」と比較してみましょう。
非行はエネルギーが自分の外に向かっていくことで、行動となって現れます。
一方、ひきこもりは自分の中にエネルギーが向けられているというイメージですね。
つまり、ひきこもりの子供は外から見ると「すごくいい子」に見えるわけです。
ですが、自己主張しない人間は、精神的には成長していきません。
「協調性」と言えば聞こえがいいかもしれません。
ですが、周りの意見にばかり合わせるだけで、なんでも人に任せてしまいがちになってしまいます。
自分が意見することで、物事を荒立てたくないので、少々不都合なことがあってもグッと飲み込んで我慢してしまうのです。
こうなっていくと、外面はいいけれど、人に同調しているばかりですので疲弊しやすくなります。
ええ!?ちょっと待ってヨ…
この特徴って…
まさに「ひきこもり」の傾向ではなく、日本人に多く見られる傾向だと思いませんか?
つまり、周りを見て自分を押し殺して同調していこうとする人は、ひきこもりの要素を抱えているともいえるわけですよね。
つまり、だれしも「ひきこもり」の引き金を持っていると言っていいでしょう。
このような社会で生きていくためには、自己主張を効果的にしたうえで、人との折り合いをつけていくことが必要なのです。
そして、その方法はコミュニケーションスタイルを変えるだけで解決できるのです。
僕自身が「精神的ひきこもり」を経験し、脱却していったプロセスから一つのメソッドとしてメルマガなどでお伝えしていこうと思います。
②:成功体験が少ない
あなたは、何らかの成功体験をした時に、どのような感情がわき起こりますか?
「人から認められた」という成功体験は、人間に自信を持たせ、たくましく成長させていきます。
加えて、人に必要とされることで「承認欲求」が満たされ、人との緋をさらに深めて行こうというエネルギーがわいてきます。
しかし、ひきこもりの人には、今まで、何かを頑張ってやり遂げたという経験が絶対的に少ないという傾向があります。
それによって、自己肯定感も低くなっていくということにつながっていきます。
さらには以下のような傾向もあります。
- 依存性が強い傾向がある
- 嫌なことからは逃げ出す習慣がある
- その場だけの快楽を求める傾向がある
成功体験や達成感、承認欲求が満たされていないと、人間は他者との関係性を継続しようと思わなくなっていくものです。
その結果、自分の殻の中に閉じこもっていってしまうというケースが多いのです。
③:人との間に壁をつくりやすい
ひきこもりの子供は、人を信頼できず、誰かに頼ったり、甘えたりできないことも特徴です。
自己主張しないで人に配慮しすぎるので、壁をつくりやすく、他者とのコミュニケーションが上手くとれないことが多いです。
興味深いことに、この点に関しては「男女の性差」が出やすいところでもあります。
つまり、女性には「人との間に壁を作って閉じこもる」というタイプは少ない傾向があります。
女性は、人を頼るのも得意だし、コミュニケーションも上手だったりします。
「井戸端会議」という単語をみてどんな映像が浮かびますか。
この単語のイメージをイラスト化してもらうと、多くの人が「女性が集まっている場面」をイメージすることが多いと思います。
検索すると一目瞭然ですが、実際の画像素材もその通りになっていますよね。
まさに、「人を頼る」「コミュニケーション上手」というイメージ通りの傾向を持っていると言っていいでしょう。
とはいえ、ひきこもりの男女比で男性が明らかに多いという結果は、すべて「人との間に壁を作りやすい」という原因だけではありません。
社会参加に失敗することへの恐怖や挫折感などもこの違いに影響を及ぼしていきます。
④:外見は大人でも「中身が子供」
実際に、ひきこもり当事者やご家族の方と話をすると、「自分も考えて苦しんでいる」と話されることがあります。
ですが、「全身全霊の本気」で考えているかと言えば、実はそうではないことを実感します。
つまりは、「本気で考える」という行為から逃げているような人が多い傾向があります。
- どこか、自分のことではなく「他人事」のような感じ
- 現実から目を背けて、とびぬけて高い理想を持っている
このような傾向を持つことが多いです。
一方、自分自身を介して人と人をつなげる力がある人は、絶対に引きこもりにはなることはありません。
自分の知り合いを、ほかの知り合いにつなげて、人の輪を広げている人や仲介役となっている人は、人間関係に発展性が生じていきます。
このことによって、「ひきこもり」にはなりにくい傾向になっていきます。
その反面、自分に都合のいい人間関係、環境を守ろうとしすぎる傾向がある人というのは、自分の世界に固執する「子供」のようなものです。
その環境に留まるということは、人間関係は何も発展していかないということになりえるのです。
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そんなきっかけを精一杯の想いで担っていきたいと思っております。
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まとめ
- 「ひきこもり」は「病気」などではなく単なる「状態」である
- 「ひきこもり」になりやすい子供の特徴は主に4つ
- 周りを見て自分を押し殺して同調していこうとする人は、ひきこもりの要素を抱えている
- 成功体験が少ないことで、必然的に自己肯定感も低くなってしまい殻に閉じこもってしまう
- 自己主張しないで人に配慮しすぎるので、壁をつくりやすく、他者とのコミュニケーションが上手くとれない
- 外見は大人でも、自分に都合のいい人間関係、環境を守ろうとしすぎる傾向がある人の中身は「子供」