こんな理由で長期化してしまうなんて…
気付かないでやっていた…
ひきこもりになる当事者だけでなく、当事者を抱える家族にとっても将来の不安が大きくなっていくもの。
それこそが「ひきこもり」です。
果たしてこの「ひきこもり」が、どのような理由で年単位で長期化していってしまうのでしょうか。
本記事では、実際に「精神的ひきこもり当事者」から脱却した「ひきこもりサバイバー」でもある僕KEYが、5年10年と「ひきこもり」が長期化する理由をわかりやすく解説していきます。
早速その「素朴な疑問」を考えてみましょう。
「ひきこもり」が長期化する理由
何年も引きこもっている子どもがいると聞くと、周りの意見はなんて言うでしょう?
「親が放っておくのがよくない!」
「子供を甘やかしている!」
と思う人もいるかもしれないですね。
たしかに、『「ひきこもり」ってどんなイメージですか?』と聞いて回ると、僕の耳に入ってくるのはこのような意見が多かったりします。
ですが、「元・精神的ひきこもり当事者」であった僕が、ひきこもり脱却して、いまはこうして実際にクライアント様とかかわらせていただいている経験から言わせてもらうと…
\そんなに単純なことではない /
ということです。
まずは、「ひきこもり当事者」が子どもではなく、大人の場合を考えてみると、相談できるところが圧倒的に少ないのです。
15~39歳の集団よりも40~64歳の「ひきこもり」の方が遥かに多いのにもかかわらずです。
このことが、何を意味するかというと、引きこもり解決の糸口が一向に見えてこないということです。
そうすると、ひきこもり当事者を抱える親はどうなっていくかというと、
自分がなんとかしなくてはいけない…!
と焦っていきます。
それによって、こんなことが「お決まり」で起こってきます。
- 良かれと思って「ひきこもり当事者」に対して叱ってしまう
- 「早く働いてほしい!」と急かすようなことを言う
- 「いつから働くのか!」と頻繁に言う
これらは、親が「ひきこもり当事者」本人の辛さを受け止めるよりも、つい世間体を気にしたり、「普通になってほしい」という思いが先になってしまうが故の行動なのです。
ですが、この状況で最もつらいのは、何を隠そう「ひきこもり当事者」だということを忘れてはいけないのです。
では長期化を招く原因を、順に解説していきましょう。
①:時間が解決してくれるという考え
ひきこもり当事者に対する親の干渉が強まると、「ひきこもり当事者の精神状態」は悪化していきます。
「自分はもうクズだ…」
「生きている価値がない…」
「どうすれば楽になれるのか…」
と「死」をほのめかすような言動をとるようになることも多いのが実情です。
または、暴れて壁や家具を破壊したり、親に暴力を振るったりして親の干渉を「力」で制御しようとしていきます。
暴力などの外に出ていくものだけでなく、反抗の気持ちを示すために母親のつくった食事をとらなくなったり、「殺すぞ」などと強迫じみたことを言う人もいます。
そうすると「親」はどうなるでしょう。
「これ以上言うと…暴力がひどくなるんじゃないか」
「追い込んでしまうと…本当に自殺しちゃうんじゃないか」
という心配から、子どもを極力刺激しないようになっていきます。
そうして、「何もせずにしばらく様子を見よう…」となり干渉しなくなるのです。
一見すると、干渉しないことで暴力行為もなく、時間が解決してくれるものだと、次第に落ち着いていくと思われるかもしれません。
ですが、これだけは言えます。
何もせずに「時間」が解決することはありません。
アプローチをしないで、ただ時間を費やすことで、このようなことが起こっていきます。
・親子の気持ちはすれ違い…
・一向に向き合うことができない…
・子どもはますます自分のシェルターに閉じこもってしまう…
何でも時間が解決してくれるなんて言うのは、都合のいい話なのです。
これが長期化のきっかけの一つでもあるのです。
②:問題を複雑にとらえすぎる
そして、現在の情報社会は「便利」ですよね。
そんな便利な時代だからこそ、子育てに関する情報は世の中にゴマンとあふれています。
「ひきこもり当事者」を抱える親も、本やテレビ、ネットを通じて様々な情報を集めているケースが多いことがわかります。
もちろんそのこと自体には良い面もありますが、悪い面もはらんでいるのです。
多くの情報を取り入れて、分析したり、問題追及をしようとしている間に、子どもの問題行動がどんどんエスカレートしていったり、シンプルな問題も複雑化していってしまう場合があるのです。
親がするべきことは、分析することでも問題追及することでもありません。
実はいたって単純なことなのです。それは…
もっと子どもの話を聞いてあげるだけでよかった
このことが最もシンプルであり、紛れもない「正攻法」なのです。
③:「社会規範」と「世間体」の存在
規範意識が高い親には次のような特徴があります。
- 「なんで!?」
- 「どうして!?」
- 「こうあるべき!!」
➡原因追及をしすぎる傾向
これらが口癖になっている場合は要注意と言っていいでしょう。
それらの言葉が、子どもを追いつめ家庭内暴力につながるなど、二次的、三次的な問題行動に発展することになっていきます。
しかし引きこもりは、外で暴力をふるったり、盗みをするなど、必ずしも直接的に犯罪につながるものではありません。
それゆえに、問題が表に出にくいという特性を持っています。
さらに追い打ちをかける要素は、「世間体」の存在です。
世間体を気にする親は、家庭の内情などを、安易に誰かに相談したりできない場合も多いのも確かです。
それによって、隠そう隠そうという意識が働き、さらに問題が家庭の中だけに留まりやすくなってしまう…という負のスパイラルになりやすいのです。
このような3つの要素が時間と共に絡み合っていくことで、ひきこもりの長期化が生まれていくのです。
そうして、経済的に問題がなければ、いつの間にかそのまま5年、10年ひきこもりを続けてしまうのも事実なのです。
ひきこもりを解錠する「鍵」は一つではない
もちろん介入する人たちは、ひきこもりを解決しようと良かれと思って関わっていると思います。
その気持ちが先走ってしまうことで、時には自分の考えを押し付けてしまうことになったり、当事者主体の解決方法ではなかったりするのです。
たしかに解決したいという想いはありますが、やはりそれでは「きっかけ」として弱くなってしまうのです。
このことは、クライアント様のこれまでの経緯と実際の関わりを通して、「そんなことがあったのですね…」と実感しているところでもあります。
例えばカウンセリングという側面を挙げてみます。
「カウンセリング」という一つの側面でカンペキに切り取れるほど、人間は単純な生き物ではありません。
「オトナひきこもり」を解錠する「鍵」は一つではない
この世に同じ人間というのは2人としていませんよね。
十人十色の様々な背景を持つのですから、「ひきこもり当事者」や「当事者を抱える家族」に対して、多角的にかかわるアプローチの重要性を感じずにはいられないのです。
コネクティング・ザ・ドッツ(Connecting the Dots)
これは、2005年スタンフォード大学の卒業式でのスティーブジョブズの伝説のスピーチにでてくる言葉です。
僕の大好きな言葉でもあります。
簡単に言うと、今があるのはその時々で最良の判断をした結果であり、それがつながっているということです。
僕はただひたすらに、人生の中で経験や失敗など含めて「点」を乱打してきました。
もちろん、誰しもラッキー・アンラッキーがあるように、その「点」には、僕にとって「良い点」と思えるものもあれば、「悪い点」と思えるものもあります。
それでもただひたすらに「点」を打ち続けてきました。
どの点と点が繋がるのかも全く見当もつかずに、ただひたすらに。
打ち続けた「点」
- 「吃音」になって「精神的ひきこもり」になった過去
- 10年来の親友が交通事故で緊急手術になり、「死」が自分事になった経験
- 命を終えようとする患者様から「後悔ない人生を…」と言葉を送られた経験
- 我慢し続けて、偽りの自分を演じ続けることが幸せなことではないと決断した経験
- 自分を変えたいがために資格コレクターと揶揄されようが10を超える認定資格を取得した経験
- それらの認定資格の知識やスキル、ノウハウを統合して「独自の自己実現コーチング」を考案した経験
- 独自のコーチングスキルと自身のひきこもり過去を統合した「オトナひきこもり解錠コーチング」を考案
その時々の決断は、どれもこれも「この点とあの点をつなげよう」などと考えもしていません。
いまこうしてあなたの前に僕が「KEY」として存在できているのは、思いがけず「点と点が繋がった」ことに他ならないのです。
これこそが、【コネクティング ザ ドッツ】です。
何がつながっていくのか、その当時では知る由もないのだと実感しています。
そして、このプロセスには、2つのことが大切だと思っています。
① 点は行動の結果であり、行動しないかぎり点は生まれない。
② どんな選択をしたかではなく、選択した結果をとことんやる
ずっと何もしなければ、「点」は生まれないものです。
逆に、積極的に新しく何かを始めさえすれば、おのずと「点」が生まれます。
例えば、新たに英語を習い始めたりするとそれだけでも「点」ができると思うのです。
僕はどんなに「点」が小さくても、その点の数があったほうが「線」としての繋がりの可能性が広がると思っています。
つまりは、なんでも始めてみることが大事だということです。
そして、どんなに素晴らしいと思える機会が訪れたとしても、それをやり遂げてみないと、「点」が出来ることはないのです。
僕が10を超える認定資格を取得したのも、先のことを考えたからではなく、「ひとまず何でも始めてみる!」というところから始まっていきました。
僕は、精神的ひきこもりだったからこそ、ひきこもり当事者の気持ちが分かります。
そして、認定資格を取得し独自コーチングを統合して、「オトナひきこもり」を脱却する家族アプローチを考案するに至りました。
いまなら、「良い経験だった」と言えるかもしれません。
ですが、「精神的ひきこもり」になっていた時期は自分のシェルターに閉じこもり、誰とも話したくもなかったですし、何も考えたくなかったのです。
当時からすれば、「悪い点」だったわけですが、結果として「点と点」が繋がっていったのです。
人生に無駄な時期なんてない。
後で何が活きてくるかわからないのが人生
医療現場で培った知識や、様々な家族アプローチの経験と、10を超える認定資格のスキルやノウハウ…。
あらゆる経験をブレンドしてかかわることができることに使命感を感じてやまない、今日この頃なのです。
僕の経験が、たくさんの種類の「鍵」となって「オトナひきこもり」を解錠できるきっかけになればと期待しています。
MAKE ACTION ~さあ、動こう~
実はこのブログだけの話なのですが…
- 僕のひきこもり当事者経験
- ひきこもり脱却経験
- 自分自身を実験台にしてきた検証結果
- 延べ500人以上の本職での教育指導実績
- それでいて10を超える多くの認定資格をこねくりまわして
- イイトコロ取りでブレンド『カタチ』にした
というような、これまでの僕の経験とスキルノウハウ、そして想いをギュギュッと詰め合わせたコーチングメソッドが、余すことなく知ることが出来るのが ↓↓こちらのメルマガ↓↓ です。
\ MAKE ACTION/
不特定多数の方がご覧になれるブログでは書くことのできないような、
毎月お金を稼ぎながら
ひきこもりを解錠・回復させていく方法
なんていう、あなただけに届けたい”とっておき”なことも惜しげもなく書いていますし、何よりも幸せで面白いことがあなたに起きると思っています。
メルマガだと!?
オレはLINE派なんダヨ!
ちなみにそんな場合は、「公式LINEアカウント(LINE@)」もありますので、あなたのお好きな方でモチロンいいです♪
が! 実は、「メルマガ」と「公式LINEアカウント」でそれぞれ違った内容をこれでもかって言うくらいランダムに書いていくつもりです。
なので、
- その違いを確認するのもいいですし…
- 無料で2倍分の情報を知れるのもお得ですし…
- 「コイツ同じこと書いてやがるぜ!」って温かなご声援のヤジもいいです(汗)
いずれにせよ、僕だけでなくてあなたにとっても、新しい発見になるはずだと思っています。
言わずもがな、どちらもコストゼロ。
モチのロンで【無料】です。
現在『公式LINEアカウント』の新規登録は一時休止しております。
最後に…
「今この瞬間のあなた」は「過去のあなた」の選択の集合体で出来上がっています。
「未来のあなた」は「今この瞬間のあなた」の選択で形作られていきます。
さぁ、今すぐ登録というアクションを起こそう。
あなたの人生を「次のステージ」へ飛躍させよう。
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- 悩みがある…
- しがらみがある…
- 自分を演じている…
- 自己実現できていない… etc…
もし、このような状況にいる「今のあなた」というのは、紛れもない「かつての僕」なのです。
そして、「今の僕」というのは、一歩というアクション踏み出した「未来のあなた」なのです。
僕の理念でもありますが、幸せなココロの形を丸としたときに、ココロのどこかで満足できていない「欠けた部分」というのは誰しも抱えています。
ブログをご覧いただいたという…
あなたとの「縁」から、その「欠けた部分」を僕が繋いで、「円」とする。
そんなきっかけを精一杯の想いで担っていきたいと思っております。
\ MAKE ACTION/