極めてシンプル・イズ・ベスト！
「こんな簡単なことだとは思わなかった…」
実にですね、まさにこの結論に尽きます。
くわえて、クライアント様の親御さんのリアルな声からも、シンプルさが滲み出ているなと実感しています。
「ひきこもり当事者」のみならず、人は困っている友人や仲間を見て見ぬフリはできないものです。
だから、困っている人を何とかしてあげようとアドバイスを試みていきます。
そしてそのアドバイスのために、ぐるぐると難解なプロセスを踏んでしまうことも往々にしてあります。
ですが、ひきこもり当事者が求めているのは難解なアドバイスではありません。
KEY＠浄化完了誰でもできる「ある簡単な‟ひと工夫”」こそが求められるのです。
ガヤ軍団はぁ！？本当に誰でもできるのかヨ！？
KEY＠浄化完了日本語を話せるのなら、誰でも可能な一工夫です！
お金もかからないし、難しくもないのですから「やらない選択肢」はないと思っています。
では、さっそく本題に入っていきましょう。
あなたの子供はこんな「シグナル」出していませんか？
「ひきこもり」の子どもは、ときにポロッと心の不安を漏らすことがあります。
ひきこもり当事者あぁ～…なんかもう…。
もしかしたらこのまま仕事見つからないかもな…。
と、ふと何も構えていないノーガード状態で言われたときに、親はどう答えればいいのでしょうか。
当事者の家族Aそんなことあるわけないだろ！
アナタはちゃんと働ける人間だ！
当事者の家族B今頑張らないと、どうなる！？
将来困ることになるんだぞ！
多くの場合、意図がない何気ない言葉だと思って、深く考えることなく叱陀激励をする人が多いことと思います。
このことは、実際関わらせていただいているクライアント様の親御さんでも、初期段階はこのような傾向があります。
よくあるケースが、「お父さんはそういうとき、歯を食いしばって頑張ったぞ」というような自分の苦労話を始める親御さんです。
KEY＠浄化完了はっきり言いますが、そんな話は、はっきり言って何の役にも立ちません。
あなたも身の回りの知り合いが、過去の栄光話をしていたらいかがでしょうか？
しっかり聞いていても、ただ時間を浪費するだけで、利き手側はなんのメリットもないですよね。
「苦労話」をしたところで、
ひきこもり当事者で…？だからどうしたの…。
親は親でしょ。自分と違うんだからさ…。
という感情しか抱かず、結局は「過去の栄光話」と同じことをしていることになるのです。
過去に「ひきこもり」だったある男性は、このように語っていました。
「自分が悩んでいたとき、親の自分本位な言葉を聞いて、『あぁそうか。この親には何を言ってもわかってもらえないんだな」。
「近しい親に分かってもらえないなら、誰にもわかってもらえないと思った」。
オトナひきこもり当事者のクライアント様
その当時は実際に口にする事が出来ず、この感情を抱え込んでいるのですよね。
この言えない気持ちの積み重ねが「ひきこもり」のきっかけになったと、状況が好転してきた今だからこそ言えるし、実感できると振り返っていたのが興味的でした。
「難しく理解する」よりも大事な「簡単なこと」
ガヤ軍団誰かに「理解してもらおう」とするなんて、甘ちゃんなんだよ！
KEY＠浄化完了以心伝心せよ、ということではありません。
完全理解してもらうことが目的ではないのです。
ひとつ問題を出してみましょう。
一人で悶々と悩み、苦しみを抱え込んでいる子どもに「一番必要なこと」はなんだと思いますか？
ガヤ軍団そこは「答え」になる「アドバイス」だろ！？
実はこの「アドバイス」という答えを思い込んでしまって、過干渉になってしまう親御さんが多いのが現状なのです。
過干渉になると、子供はさらに自分の殻に閉じこもっていってしまいます。
大事なのは、「共感」であってアドバイスではないのです。
子どもが、ふと不安を口にしたときには、価値観や世間一般の正論という「アドバイス」を浴びせるのではないのです。
KEY＠浄化完了子供の発言と気持ちに寄り添い、一度同じ方向を向いて「共感」することが何よりも大切です。
ガヤ軍団キョウカン…！？
イエスマンになれってことか！？
「共感」という言葉を耳にすると、どうしても「すべてにイエス！」と思われがちですが、本質は異なるんですよね。
具体的な「共感フレーズの会話例」をここでご紹介していきましょう。
- 「うんうん、そうだよね。ここまで仕事が見つからなかったら誰だって不安になるよね」
- 「あ～そういえばね、お父さんにも実は何にもやる気の出ない時期があったんだよな~」
例文を見てみていかがでしょうか。
御覧の通り、「否定も肯定もしていない」ことに気づけたかと思います。
つまり、この対応には、自分の価値感や世間一般の先入観や正論は含まれていないのです。
言ってしまえば、自分の経験の中の「事実べース」で、子供との会話をしているというのが分かりやすいでしょう。
これを積み重ねていくと、子どもは
ひきこもり当事者あれ？何だかわかってもらえている…！
と実感していき、安心感をも受け取ることができるのです。
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- 「コイツ同じこと書いてやがるぜ！」って温かなご声援のヤジもいいです（汗）
いずれにせよ、僕だけでなくてあなたにとっても、新しい発見になるはずだと思っています。
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