鉄は熱いうちに打て!
誰もが慣れ親しんだ有名な慣用句ですが、「タイミング」は世の中のあらゆることに対して重要な要素だと思います。
料理にしろ、スポーツにしろ、プロポーズにしろ…まさに何でもそうですよね。
プロポーズなんてまさにそうですよね。
なんの親密度も高まりきっていない状態で、付き合った初日にプロポーズするなんて、ありえないですよね。(「交際0日婚」が全くない、ということもないんですけども)
失敗した時には「空前絶後のご乱心野郎!」とか、ある意味伝説にはなりますよね…。
親密度が十分に高まった上で、最高のシチュエーションをセッティングし、指輪を準備し、この瞬間にプロポーズ!といった感じで「タイミング」を合わせていくわけですよね。
タイミングが合致するからこそ、「プロポーズ成功」という最大限の結果が期待できるものです。
そのようなタイミングというのは「ひきこもり」にも同様に訪れてきます。
実際にお問い合わせいただく親御さんの中にも、「ひきこもり」の子供が様々な段階におられることが分かります。
そして、それに応じたアプローチ方法というものがあるのです。
今回はその「タイミング」に関して解説してこうと思います。
タイミングには「4つの段階」がある
親御さんのみならず、「ひきこもり」当事者にとっても、将来に対する「不安」は同様に持っています。
しかし、子供の年齢が上がったり、ひきこもり年数が長期になってくると、将来に対する不安の意味合いが変わっていきます。
「ひきこもり」というワードでカテゴリー分けされる子供たちでも、将来に対する考え方には大きく差があることが明らかになっています。
それは多くの場合、次のような4つの段階を辿ります。
併せて、その時期にどのようなアプローチが求められるかも解説していきます。
フェーズ①:不安期
まずは、自分が「これから社会に所属できるだろうか」という不安を抱く段階です。
「所属」ってどういうこと!?
「所属」というと分かりにくいかもしれませんね。
これは、年齢にもよりますが、学校に行けるだろうか、就職できるだろうかという「初期段階の不安」です。
どうすればいい?
「ひきこもり」初期の第1段階は、「社会に所属できるだろうか…」という不安がある状態です。
この時期は、見方を変えれば、
社会に所属したいという「希望」も持っていて、「やる気」も全くないという状態ではない
という事を表しています。
なにか自分という存在が認められたり、必要とされるきっかけがあれば好転する時期とも言えます。
そのために、社会に所属できるという希望を感じて、所属するための技能を身に付けることができれば、社会復帰は比較的容易に可能という段階になります。
フェーズ②:無関心期
最初の段階である「不安期」を越えてやってくるのは、どうでもいいと考える「無関心期」の段階です。
この時期になると、社会に所属することを半分諦めている状態になっています。
どうすればいい?
第2段階でも、ある程度第1段階と同様のことが言えるのです。
とはいえ、「どうでもいいと思っている状態」では、本人のやる気スイッチを押して、社会に希望を持たせていくことは、初期の第1段階に比べ難しいことは確かです。
ですが、まだ完全に社会に所属することを諦めたわけではありません。
ですので、第1段階と同様に、自分自身の価値を高め希望を感じられるアプローチをしていくことで、少なからず再起の可能性はあるのです。
フェーズ③:自暴自棄期
「無関心期」を経て次にやってくるのは、社会に所属することを完全に諦めた「自暴自棄期」の段階です。
こうなっていくと
もう生きている意味なんてない…
という「希死念慮(死にたい)」といった感情も生まれてきてしまいます。
フェーズ④:開き直り期
3と同時期に訪れることもありますが、今の状態をどうやって維持しようかと考える時期もあります。
言い換えれば、
このまま何もしないで生きていってやる…
のように働かないでいかにして生きていくか、ということですね。
どうすればいい?
当然のことながら一番難しいのは第3・4段階にまでステージが進行してしまった場合です。
このステージに至るには、不登校や仕事での失敗、人間関係がうまくいかないなど、様々なつらい体験や失敗を経ていることがあります。
また、長期にわたる「ひきこもり」の日々の中で、「自分一人の世界だけ」で考え込み過ぎて、このような結論に至っていくことが大半です。
そのため、このステージいる「ひきこもり当事者」の年齢も30代を超えているケースが多い傾向があります。
こうなっていくと、偏った考え方がこびりついてしまっていることが多いです。
周りからすれば「希望しかない話」でも、
自分にはできるわけがない…
とすべてをマイナス・ネガティブ思考に捉えてしまい、やる気スイッチを押すことが困難になっていくのです。
「自分は自分。他人とは違う」という気持ちも強く、なかなか他人の意見にも耳を貸しません。
このようなケースを改善するためには、「ひきこもり」当事者本人の力だけでは難しいのです。
だから、
「ひきこもり」当事者と一緒に「再起への道」を進んでいく「伴走者」的な人間の存在が重要になってきます。
伴走だと!?ナニをすればいいのさ!?
そのためには、以下のことを念頭に置いていくことが求められます。
- ひきこもり当事者と強い信頼関係を作ること
- ひきこもり当事者と一緒の方向を見て動いていくこと
- 目標設定は大きく設定せずに細やかな段階を踏んでいくこと
- 「自分でも出来た」という成功体験を少しでも多く積み重ねていくこと
これらを抑えていくことがポイントになってきます。
その積み重ねをすることで、ひきこもり当事者本人が持ってしまっている…
「凝り固まったネガティブ思考」を少しずつ解きほぐしていくことが重要です。
そうすることで、ネガティブからポジティブの方向へ働きかけていくことが出来ていくのです。
タイミングを知れば「再起の時短」に繋がる
タイミングを察知し、適切なアプローチを続けていけば、好転のきっかけは訪れます。
モチロン、解説してきた第3・4段階でもそれは同様に可能です。
ですがこの段階になると、ひきこもり当事者本人は長期化していることで、あらゆるものが凝り固まっている状態でもあります。
ガッチガチになってるんダロ!?
時間かかりそうジャネ…?
好転へのきっかけに繋げること自体は可能でも、想像の通り、かなり時間がかかることは容易に理解できることと思います。
だからこそ僕は常々思っているのです。
「ひきこもり当事者」の子どもたちが…
将来に対して不安を持っているタイミングに対応することが「絶好のチャンス」だと。
まさに「千載一遇のチャンス」とは、この時に使うための言葉なんじゃないかと言ってもいいくらいでしょう。
そしてさらにもう一つ大事なことをお伝えします。
そのチャンスのタイミングに、傍にいることができるのは「ご家族」のみ
だとも思っています。
だからこそ、ご家族には
適切なタイミングに、適切な知識に裏付けされたベストアプローチを知る必要がある
のだと思っています。
MAKE ACTION ~さあ、動こう~
実はこのブログだけの話なのですが…
- 僕のひきこもり当事者経験
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オレはLINE派なんダヨ!
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- 「コイツ同じこと書いてやがるぜ!」って温かなご声援のヤジもいいです(汗)
いずれにせよ、僕だけでなくてあなたにとっても、新しい発見になるはずだと思っています。
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最後に…
「今この瞬間のあなた」は「過去のあなた」の選択の集合体で出来上がっています。
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もし、このような状況にいる「今のあなた」というのは、紛れもない「かつての僕」なのです。
そして、「今の僕」というのは、一歩というアクション踏み出した「未来のあなた」なのです。
僕の理念でもありますが、幸せなココロの形を丸としたときに、ココロのどこかで満足できていない「欠けた部分」というのは誰しも抱えています。
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