子供がおかしくなったことに理由があって、なんだか安心した
クライアント様のこの言葉に、子供を思う親御さんの気持ちが滲み出ていますよね。
「ひきこもり」は、単に部屋から出てこないとか、社会とつながりを持たないという「見えている部分」以上に、「見えない部分」に大きな影響を与えていきます。
子供が変わり果ててしまった…。
昔はこんなことなかったのに…。
と、親御さんがご自身を責めるようなお気持ちになってしまいがちです。
ですが、お子様の「性格の変化」という現象は、「ひきこもり」の見えていない部分の影響があるからこそなのです。
だからこそ、冒頭のリアルな声が物語るように、子供が変わってしまったことに原因があったことを知り、安堵の声を漏らすクライアント様もいるわけですね。
「元・精神的ひきこもり当事者」だった僕自身もリアルに経験してきたことなので、当時を振り返ってよく分かることでもあります。
そんな、「ひきこもり」が影響を与えていく見えない部分を当事者視点と、支援者視点の「目」をもって解説していきますね。
「ひきこもり」が与える2つの感情
僕自身、「精神的ひきこもり」に陥った過去を振り返ってみて言えることがあります。
それは、人という存在は、「優越感」と「劣等感」の狭間で生きている、ということです。
あー…。普通の人はできているのに…。
ちっとも自分にはできない…。
と思うと、人は劣等感にさいなまされていきます。
そして、このような「劣等感」が積み重なって膨らみ過ぎると人はどうなると思いますか?
「自分はダメなんだ…」という「劣等感」
⇩
「なんであいつが…!」みたいな「嫉妬心」
次第に姿を変えていき「嫉妬・ジェラシー」に化けていくんですよね。
もしくは、「自分がこうなったのは〇〇のせいだ!」と、出来事や誰かのせいにしたり恨んだりするといった「責任転嫁」にも姿を変えていきます。
言ってしまえば、自己中心的な「自己チュー解釈」をするようになり、世の中への恨みつらみが「見えないバケツ」にどんどんたまっていくといったものですね。
そのバケツがあふれた結果、世間を揺るがすような事件を起こす人も中にはいます。
ですが、ひとつことわっておきますと…
「ひきこもり」だから事件を引き起こす、ということはありません。
意外なことではなく、「ひきこもり」関係なく人間だれしもそういった因子を抱えて生きているものです。
それでも「ひきこもり」というワードに引っ張られて、メディアが報道する傾向がありますよね。
「ひきこもり=事件を起こしやすい」みたいな、世間が色眼鏡で見ている現状が強くなっているな…とも感じずにはいられないですね。
「ひきこもり」になると「あの力が激減」する
別にさ、ひきこもっていても何らデメリットってないんじゃねーの!?
外的な刺激がない状態が長期間続くと、人は健康な精神を維持することができなくなっていくの要注意です!
これに関して、心理学分野における面白い研究実験の報告があります。
実験の中身は、被験者に半透明の保護メガネをかけさせて視覚刺激をできるだけ少なくする。
視覚刺激だけでなく触覚刺激を抑制するために、木綿の手袋、袖の長い服を着着用。
聴覚刺激を抑制するために、防音の部屋で過ごさせる。
というような「五感情報」を抑制するというものです。
そして、2時間、食事とトイレ以外は超快適なベッドで横になっているだけでOK!
それでいて、高額な報酬を与えますよ!という眉唾モノの実験でした。
快適ベッドで寝てるだけで、食事も出てカネも貰えるなんて最高じゃねーかッ!
この実験環境ならあなたはどれくらいの期間満喫出来るでしょうか?
この実験の結論になりますが、3日以上耐えられた人間はほとんどいないというものでした。
ちなみに「無理ー。耐えられへんわー。」という、単なるリタイヤではありませんでした。
人が変わっていく様子をまざまざと感じる衝撃的な実験だったのです。
実験の最初の4~8時間は脱落なく耐えられる人がほとんどでした。
ですが、次第に刺激を求めて、歌を歌ったり口笛をふいたり、ひいては、一人ごとを言ったりするようになっていきます。
そうだよ!自分で刺激を作ればいいんじゃねーカヨ!
言葉を話してはいけないといった制限はないので、この行動は許可されていました。
ですが、それで対応できるものであれば、苦労なんてないんですよね。
そのうちに、幻覚や幻聴までも始まっていくのです。
さらに、刺激のない状態が続くと、批判的能力も阻害されてしまうことも明らかになっています。
理にかなっていないような「不合理な意見」にも熱心に耳を傾けるようになっていきます。
すると、ネットなどの人の意見に簡単にのせられて、犯罪に走ってしまったりすることもあります。
実際のひきこもり当事者の事例の中には、母親の部屋のドアに包丁を突き刺したり、家族の生活音や周辺の環境音に過敏に反応し、気に障ると壁を叩いたり、大声を出したりするという人もいます。
こうなってくると、家族は自分の家にも関わらず、息をひそめるようにして生活するほかないですよね。
また、母親が作ったものにはまったく手をつけず、買ってきたものしか食べないという人もいます。
部屋はゴミが散乱し、ゴミ屋敷状態になり、なおかつ風呂にも一切入らないという人もいます。
いやいや!
こんなん「異常」ダロ!?
ですが、そのような状態を「異常」だと判断・認識できない状態になっていくのです。
と言いますか、もはや…
「異常」を「正常」だとも思えてしまうのが「ひきこもり」にはある
ということです。
「ひきこもり」の状態が長引くことは、このように人間の精神状態に計り知れない悪影響を及ぼす一因になるということがお分かりになったかと思います。
それゆえに、「ひきこもり」が長期化している場合は、できるだけ早くに適切なアプローチ支援が必要になってくるのです。
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