「ひきこもり」も急がば回れ
僕のもとに届く親御さんからのご相談をまとめてみると、
とにかく一刻も早く!
答えに真っ直ぐにたどり着きたい!
という親御さんの想いを強く感じます。
愛する子供のために、躍起になって何とかしたいというお気持ちはよく分かります。
ですが、そのお気持ちが強いがあまりに「焦り」に繋がってしまうのは避けたいものでもあります。
この「真っすぐに答えに!」という想いは、こちらの関連記事↓
解説させていただいた「結果を求めすぎる」ことにも当てはまることでもあります。
ですが、答えに到達するまでの「過程」の中で、
通るべき「階段」を踏むことを忘れてしまっている
ようにも感じるのです。
そこで今回は、「ひきこもり」を解消したいがあまりに焦るのではなく、「回り道」を検討することの重要性を解説していきます。
「理由」に「疑問」をぶつけてみる
モチロン言わずもがなですが、ひきこもり当事者の親からすれば、なるべく早く子供を社会復帰させたいという焦りがあるのはよくわかります。
しかし、それは結果から逆算的に見ても、実は以外にも「イイ方法」ではないのです。
分かりやすく、高校中退した子供のケースで説明しましょう。
ここに高校中退した子どもがいたとします。
すると、親御さんは「高校卒業程度認定試験(大検)」を受けさせるか「通信制高校」に通わせるかという「二者択一」をすぐに考えるのです。
ですが、この思考過程には大事なもの抜け落ちていることが多々あります。
それは「当事者」である子供が、その思考過程にいないという事です。
冷静になって考えているときはすぐに思い浮かぶことですが、必死になるあまりに、「なぜ高校を中退してしまったのか」ということをスッ飛ばしてしまうのです。
子供は、何も原因がないにもかかわらず、高校を辞めるということは100%ありえません。
何か理由があって高校中退というアクションに至ったはずなのですから。
その原因に光を当てて、明確にさせていく過程が大事になります。
では、この対策をとらないとどうなるでしょう?
そのまま次に進んでも、同じ結果を招いて、うまくいく可能性は限りなく低いことでしょう。
まさに、「同じ轍を踏む」という事になるのです。
アクションに至った理由は、子供が違えば、様々な理由があることでしょう。
- 執拗ないじめ問題にあっていた
- 学校が遠くて行くのが疲れる・面倒くさい
- 遅刻グセがついてだらけてしまった
などなど、それこそ多岐に渡ります。
そして、それらの原因に対して、親としては疑問をぶつけていく必要があります。
- 意思表示できなかったのか?
- なぜ学校が面倒くさいのか?
- なぜ遅刻癖がついてしまったのか?
- 毎日夜遅くまで夜更かししているのか?
このような疑問をそのままにしたまま、解決しないで先に進んだところで「結果」は変わらないのです。
これらは「ひきこもり」の子どもにも同じことが言えます。
- どうやって部屋から外に出すか
- どうやって仕事に復帰させるか
- どうやって学校に向かわせるか
このような「目先の行動」ばかり考えてしまうと、親が口にしがちな言葉には傾向が出てきます。
その言葉というのは…
早く部屋から出て外に出なさい!
1日でも早く働きに出なさい!
というような直接的で、いわば「トゲ付いたな言葉」になっていってしまいます。
その言葉を受けた子どもにとっては「一方的に命令された」と感じ取るのです。
このような場合でも、
「なぜ‟ひきこもり“というアクションが起きているのか?」
ということを、第一に考えていかなければなりません。
このような考え方をして、社会に所属させていく上で、
「人間力」としての弱い部分を、理解させていくこと
が求められるのです。
「最初のドミノ」を明確にする
実際にご相談をいただく親御さんに対して僕はこのような質問を投げかけることがあります。
子供が「ひきこもり」になった理由をご存知ですか?
このように問うても、明確に答えられるケースは、実はほぼないのです。
「ひきこもり理由」を知らないということは、
「ひきこもり解消」に向けて繋がっていくアプローチの「最初のドミノ」を倒せないことと一緒
だと思っています。
「最初のドミノ」を倒さないことには、そのあとに繋がっていかないのですからね。
言ってしまえば、足し算も読み書きも何もできない「スタートしていない状態」なのに、難関東大を受けようとするようなものです。
足し算が分からなくて、足し算が必要なら、そこから学びなおせばいいのです。
「ひきこもり当事者」の子供も同様です。
- 何が出来ていて
- 何ができていないのか
- どこまで分かっていて
- どこから分からなくなっているのか
などを明確にして、その「不明点」から再度やり直していけばいいのです。
その積み重ねをすることで、必ず「好転のきっかけ」は訪れます。
悠長なこと言ってんじゃねーヨ!?
めちゃくちゃ「遠回り」だろソレ!?
たしかに、結果を重視するような「結果至上主義」のような考え方では「回り道」ということになるかもしれません。
しかし、「回り道」をして、果たして何が悪いのか?と僕は思っています。
紆余曲折を経て「回り道」をしたからこそ、学べることもたくさんあるのです。
僕にとってその「回り道の学び」が
「ひきこもり解錠ファミリーコーチング」のベースになっているのですから。
- 何から手をつけていいのかわからなくなったとき…
- どうしていいのかわからないとき…
このような時は、とにかく「原点回帰」することを念頭に置いてください。
そして、
出来ているところと、出来ていないところの「境界線」まで戻って、原点からリスタートする
このことの重要性を理解してほしいです。
「ひきこもり解消」へのゴールも
「急がば回れ」です!
焦りや不安から「断崖絶壁の崖のぼり」でゴールを目指すのではなく…
「回り道」でも「緩やかな段差」を登って成功体験を重ねていくことが大切です。
その考えに基づいた、最も近しい存在である親御さんの「適切なアプローチ」があなたの子どもを救うのですから。
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