対抗せずとも「対応」出来るなんて知らなかった…!
なんだかステキな言い回しですね!
だなんて、クライアント様のご家族からいただいたありがたい言葉が冒頭部分。
「対抗」せずとも「対応」は出来るという言葉です。
今回はそんな、「ひきこもり」を抱えるご家族に起こりやすい問題に関して深堀りしていきます。
この取り上げる問題に関して、厚生労働省などの公的機関における明確な統計情報は現時点ではない、ということを前置きしておきます。
しかしながら、そんな明確はデータこそありませんが、僕がご相談・お問い合わせいただく「肌感覚」のお話を通して解説させていただきますね。
「ひきこもり」と「家庭内暴力」
「ひきこもり」ってそんなアグレッシブなのカヨ!?
「ひきこもり」のを抱えるご家庭の多くで、「家庭内暴力」という問題が少なくない数起こっているなと実感しています。
「家庭内暴力」のきっかけとしてよくあるのが以下のケースです。
- 「将来どう考えているのか!?」
- 「いつから働くのか!?」
- 「どういうつもりだ!?」
などといった言葉を立て続けに口にして責める場合です。
これらは、干渉が強くなり「過干渉」になったため、子どもの暴力が始まったというものです。
過干渉のみではなく、子供自身の嗜好品(酒・たばこなど)を買う金銭的援助がないことなどの理由で、家庭内暴力に発展するケースもあります。
たかがそんなことで暴力になるのカヨ!?
言ってしまえば、お小遣いをくれないから親に暴力を振るうわけですから、そのように感じてしまっても致し方ない点はあるでしょう。
しかし、考えてほしいのはこのような家庭内暴力という行動として出てきたという「事の大きさ」です。
つまりこれは…
「ひきこもり当事者」が正常な精神状態ではない
ということを表しています。
こちらの関連記事にも解説させていただきましたが、「ひきこもり」が人の見えない部分に多大な影響を与えるものなのです。
だから、当事者以外の視点から見れば「そんなことで…」ということでも、当事者からすれば「そんなことではない!」という判断になるのです。
当事者の精神状態が相当悪くなっているという背景を理解する必要があるわけです。
「ひきこもり」における暴力のカラクリ
家庭内暴力の対象は、何も親やきょうだいなどの「近しい人だけ」を対象にするとは限りません。
壁や家具などの「物」にたいしての破壊行動をとる人もモチロンいます。
なんでだれも止めないんだよ!?
止めたくても止められない、というのが正しいかもしれませんね。
子供が「オトナひきこもり」だということは、その親御さんはもれなく高齢化しています。
ですので、力の面でも立ち向かうことはできないのです。
ちなみに、こういった暴力行動をおこすのは、当事者の父親が家にいない時間が多いという傾向があります。
したがって、こういった家庭内暴力を受けるのは、ほとんどが母親ということになるのです。
ただでさえ高齢であることに加え、男女の腕っぷしの力の違いもあるのですから、止められようがないという負のスパイラルになっているのです。
すると、親御さんがとる行動は、次のようにパターン化されていくのです。
子供が暴れるのが怖い…
⇩
だから、過干渉ではなくとも、親は干渉をするのをやめる
⇩
子供の言いなりになっていく
⇩
結果、全面的に要求をのみ
⇩
金銭を渡したりしてしまう
親からの口出しがなくなると、ひきこもり当事者本人は「家庭内暴力」が鳴りを潜めていきます。
見た目的には、落ち着いて穏やかになるので、
最近なんだか状態がよくなってきた!
と、親は喜ぶ傾向があります。
しかし、それはお門違いなのですよね。完璧な見当違いでしかないのです。
ただただ、ひきこもり当事者に対して刺激しないから、暴力を振るわないだけでしかないのです。
状況は変わっていないどころか、結果的に「ひきこもり」が長期化したことで確実に「ドロ沼化」してしまったといえるでしょう。
こうした構図になることで、家庭内の問題は表に出ないまま、年月だけが過ぎていくことになるのが実に多いのです。
捨てきれない「親ごころ」がブレーキになる
え!?ナンデナンデ!?
困っているなら「ポリ公」呼べばいいじゃんカヨ!?
そこには切り捨てられない「親ごころ」があるからこそ、子どもを「キズモノ」にしたくないという想いがあるからでしょう。
警察を呼ぶこと自体は、「110番一発!」なので、誰しもできる「たやすい行動」でしょう。
ですが、考えてみましょう。
ご自宅に、煌々とライトを点滅させるパトカーが止まっていたら、周辺住民はどのように思うでしょうか?
実際、関わらせていただいている親御さんの言葉に、このようなものがあります。
家庭内暴力が頻繁にみられる状況には、確かに困っています…。
お巡りさんを呼べば、もしかしたら解決するのかもしれませんね。
ですが、どうしてもご近所さんの目もあります。
どんな形であれ「自分の子供」なんですよね。
子供に「レッテル」はこれ以上貼らせたくないのです。
この言葉をきいて、まさに「親ごころ」以外の何物でもないなと痛感したわけです。
このような発言をするまでの大変な日々は、当事者家族しか知る由もないことです。
僕は、ひきこもり当事者とご家族の「それまでの日々」のご苦労や努力を、決して頭ごなしに否定したくなどありません。
ですので、当事者やご家族の「命に直接的に関わらない出来事」であれば、経験してもいいものだと考えています。
しかし、そんな悠長なこととして言っていられるのは「生命の危機」に直結しない場合のみです。
もし、あなたの「身の危険」「生命の危険」を感じるようなことがあるなら、迷わずに警察に相談するべきです。
それが、子どもに対して「やるときは断固たる措置をとる」という規範意識をつけさせることにつながりますし、大きな事件を未然に防ぐことにもなる。
こうすることで、野球でいうところの「牽制」みたいになっていきます。「クサビを打つ」というイメージですね。
だからこそ、いくら自分の子どもとはいえ、安易に暴力に屈するべきではないのです。
「対抗」ではなく「対応」の重要性
は?何言ってるんダヨ!?
同じことじゃねーのカヨ!?
「対抗(たいこう)」と「対応(たいおう)」って一文字違いですけど、その内実って結構違うんですうよね。
僕がクライアント様の親御さんに実践している関わりの中では、明確に線引きをして考えています。
分かり易く言うとこんな感じです。
- 対抗 ➡ 同じ力関係で「真っ向」から「逆方向の力」でぶつかっていくこと
(車を止めるために正面衝突するイメージ)
- 対応 ➡ 力関係に差にかかわらず「別の方向」から「力の方向性」を変えていくこと
(車を止めるために車体側面に力を掛けて止めていくイメージ)
もっともっと分かり易く「野球」で例えてみます。
対抗
打者が「ストレート一本狙い」が分かっている状態で、投手が真っ向から「力勝負じゃー!」って叫びながら「ストレート」を投げ込むというイメージ。
対応
打者が「ストレート一本狙い」が分かっている状態で、投手がいなすように「柔よく剛を制す!」と言わんばかりに「変化球」を投げ込むというイメージ。
いかがでしょうか。つまりは、何がなんでも「真っ向勝負」を挑む必要はないよって言うことです。
それが「家庭内暴力」に対してならば、その真っ向勝負の「対抗」は想像以上に労力がかかりますし、身の危険もありますよね。
家庭の中で流れていいのは「うれし涙」であって「血」などではないのですからね!
だからこそ「対応」が求められるのです。
その「対応」のエッセンスが、このブログもそうですが、僕が実践する「ひきこもり解錠ファミリーコーチング」にふんだんに散りばめられています。
相手が話す「言葉の力」の流れや考えを知った上で、しかるべき方向へ力の向きを変えていく…。
僕がクライアント様と関わらせていただいて思うのは、言ってしまえば「言葉の合気道」だなとも感じます。
ぜひ、多くのエッセンスを吸収していただければと思っています。
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- 「コイツ同じこと書いてやがるぜ!」って温かなご声援のヤジもいいです(汗)
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